【新しい販売方式】サブスクとは?サブスクリプションとは何か解説

サブスクリプション(サブスク)という言葉をご存じですか?

「言葉は聞いたことあるけど詳しくは知らない」

「なんか月額払いのシステムなんでしょ?」

といった方がほとんどかと思います。

今回は「サブスクリプション」は何かということについて解説していきます。

目次

サブスクとは?サブスクリプションとは何か

サブスクとは、サブスクリプションの略称であり、商品を購入するごとにお金を払うのではなく一定期間のサービスや使用料としてお金を払う新しい販売方式です。

元々のサブスクリプション(英語でsubscription)の言葉としての意味は、”定期購読”という意味があります。

そこから現在は、派生して”定額でサービスを受けれる”という意味が主流になってきてます。

よく聞く”サブスク解禁”なんていうのもサブスクリプションに登場してきたということなんですね。

お金を払えば一定期間の使用権が購入者側に付与され、契約期間が終了すれば利用できなくなるのが一般的です。

WEBサービスやパソコンのソフトウェアなどITサービスの販売方式に多く導入されてきており、従来はソフトウェアなど買い切り(買ったらずっと使える)型の販売方式が多かったが、今後はWEBサービスのみではなく他業種にわたってサブスクリプション方式の転換が行われると予想されています。

サブスクの仕組み

では、サブスクリプションってどんな仕組みでできているのか。企業側と顧客側で見てみましょう。

まず企業側の仕組みとして要るのが、サービスの内容、コンテンツになります。

例えば”映画が〜本、ドラマ〜本”や”毎月お花〜本”などです。そしてもう1つが請求方法、サブスクには年間での一括契約や各月での契約が存在しているのでそこも決めなくてはなりません。

次に顧客側、顧客側が決めるのは、まず何のサービスを受けたいのか。

ここからサブスクを検索し、次は支払いの方法、年間なのか、月で払うのか、また金額で受けれるサービスが違うサブスクもあるのでどのレベルのサービスが欲しいのかを決める必要があります。

更に言えば、同じジャンルのサブスクでも各社で強み、弱みがあるのでそこも選ばなくてはならないのです。(A社は、邦楽が多いけど、B社は、K popが多いなど)

サブスクの企業側メリット・デメリット

企業には、サブスクを行うメリット・デメリットがあるのですが私が思う2つの各点を紹介します。

企業側メリット

1つ目は、安定して収益が見込める点です。サブスクは、買い切り型のビジネスと違い、顧客がお金を継続して支払い続けてくれるビジネスモデルになります(契約中は)。

そのため、程度安定した収益を見込めることになります。

2つ目は、顧客のデータを沢山取れることです。サブスクをしている限り、顧客は、自分の嗜好でサービスを選ぶことになります。

企業からすれば、どの年代のどんな人は何を選びやすいのかというデータが、自分のサービス上で取得できることになります。

このデータを使い次のサブスクや商品に活かせますし、そのサブスク内の更新や広告選定もしやすくなります。

企業側デメリット

1つ目は、利益が出るまでに時間がかかることです。サブスクは、初めにある程度のコンテツがない限り顧客にとって魅力度が低いものになってしまいます。

しかしながら定額ですので、ある程度の人数の契約者が揃わない限り利益を出しにくいのです。

2つ目は、常にサービスを更新し続ける必要があることです。

顧客は、常に新しいコンテンツを求めているため、更新をやめてしますと解約してしまう恐れがあります。

いかに解約させないようにサービスを提供するのが鍵となります。

サブスクの顧客側メリット・デメリット

もちろん顧客側にもメリット・デメリットがあるため同じく2個づつ紹介します。

顧客側メリット

1つ目は、使えば使うほどお得になることです。

サブスクは、ご紹介した通り定額のサービスなので使えば使うほど得(1回あたり)をすることになります。

2つ目としては、定額制ですので契約する際の初期に払う金額(サービスの料金)が低いことです。

新しいアルバム聴いてみたいけど全曲もいいかな、、、という時や、あそこの服を着てみたいけど高いからな、、、という金額に対する期待感から躊躇するケースはあると思いますが、サブスクなら欲しいもののついでに別のもの、新しいジャンルにも挑戦できることができるので幅が非常に広がります。 

顧客側デメリット

1つ目としては、払い続けなければならないことです。

定額サービスであるがために毎月もしくは毎年の定額サービスを払い続ける必要がありますので、契約が長期になれば買い切り型に比べ、ランニングコストがかかってきてしまいます。

2つ目は、あくまで企業側が提供するサービス期間に対して顧客がお金を払っているのでサービス自体が終了すれば使用できなくなります

DVDやCDなどは販売元が倒産したとしても手元にDVDやCDは残るので市販のプレーヤーで再生できすよね?

サブスクは契約期間にかかわらず、使用しているサービスなどは自分のものにはならないので、例えば音楽配信サービスで聞き放題というサブスクの場合、サービスが終了すれば定額課金も終了ですがサービスもそこで終了です。

サブスクの種類

ここからはサブスクの種類について紹介します。

みなさんが思い描くサブスクリプションとはどんなものがありますか?

現在は多種多様のサブスクリプションサービスが世の中には存在しており、その中身も様々です。

例えばメジャーなものだと、”音楽”のサブスクであったり、”動画”のサブスクがあります。

またその他だと、”車”のサブスクや”家具”、”英会話”や”ランチ”なども現れてきているのです。

サブスクは、多様化し続けており、今この瞬間にもどんどん増えているのです。

動画配信サービスのサブスク

ソフトウェアのサブスク

Microsoft Office 365

Excel やPowerPoint といった Office ソフトで、家庭向けの場合、Microsoft 365 Personal という名称で提供されています。

Office 365 では常に最新版のソフトウェアを最大 5 台のデバイスで同時に使用できます。

サブスクでは無い永久ライセンス版も Office Home & Business 2019 として提供しています。

Adobe Creative Cloud

写真やデザイン、動画編集などでプロ用のソフトウェアを提供しているアドビのサブスクです。

2013年に買い切り型ソフト販売からサブスク型への販売転換をしています。

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アドビ
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家具レンタルのサブスク

家具のレンタルというイメージが無い方も多いですが最近ではブランド家具やお洒落な家具を月額料金で借りることができます。

引っ越しが多い方や、気分や季節に応じて家具を変えたい方にオススメです。

家具は一度買うと捨てるときに処分に困りますし、買う前にイメージに合うか確認できます。

サブスク拡大の考察

このサブスクですが何でこんなに広まったのかについてですが、私が思うに2つの理由があると思います。

1つ目としては、スマホの普及率です。この数年間でスマホの普及率は圧倒的に増えました。今では、ガラケーを見る方が珍しい世の中です。

そのなかでサブスクはスマホ1つで登録までできてしまう、購入者としては願ったりのサービスになります。

SNSの拡大も相まって、今ではインフルエンサーを見るためにサブスクに登録したり、その影響でサブスクが流行るのも往々として発生しています。

更に言えば企業としてみれば、サブスクのシステムさえあれば世界のスマホを持つ人々が全て潜在的顧客になりますので対象も広まるのです。

2つ目としては、生活の多様化です。今や、住む家や、場所は個人で好きなところを選ぶようになりました。

しかもそこに定住するのではなく点々と国内外移動するのも当たり前のこととなりつつあります。

そんなかで人々の価値観もモノを”所有”から”共有”へと変化しつつあるような気がします。

そんな時代とサブスクというサービスは完全にフィットしているためこのような広がりを見せているのではないでしょうか。

サブスクの今後について

これからはモノを所有する時代から必要なときに必要な分だけ利用する、そんな時代が訪れようとしています。

日本国内では中々浸透していかないサブスクリプションですが海外では大手企業が進んで導入しており、国内市場も多くの企業が追従しています。

継続して収益を得たい企業側と常に最新のサービスを受けたい顧客とのマッチングが良い循環を生み出していくので、サブスク市場は今後も拡大していくと予測されています。

極論、自分の持ち物すべてを”共有”のサブスクで揃えてしまえば、”持つ”というリスクがなくなりますよね?

皆さんも是非自分のお気に入りのサブスクサービスを見つけてみてください。

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